商品詳細
●江戸明治和本●六諭衍義大意(藤原正縄板・万延板B)
【判型】半紙本1冊。縦231粍。
【作者】室直清(鳩巣)作。橈川華子書。内藤正縄(マサツナ、豊後守)題字。
【年代等】安政5年春、越智崧(仙心・巌*岩村田藩医)序・初刊。万延元年春再刊。[伏見]藤原正縄(内藤豊後守)蔵板。
【備考】分類「往来物」。本書は享保7年刊『六諭衍義大意』の本文を4行・所々付訓で記したもの。岩村田藩6代藩主の内藤正縄が題字を書いて独自に刊行した藩板「六諭衍義大意」。ただし、享保板の各章末尾に添えてあった『詩経』からの引用部分(詩文6編)を割愛する。『六諭衍義大意』は、荻生徂徠が程順則本『六諭衍義』に訓点を施したものを、さらに平易な仮名書きに改めたもので、「孝順父母」「尊敬長上」「和睦郷里」「教訓子弟」「各安生理」「母作非為」の6項からなる。なお、蔵板者の内藤正縄(ないとう まさつな)は、江戸時代後期の大名。信濃岩村田藩の第6代藩主。岩村田藩内藤家7代。天保の改革を行なった老中・水野忠邦の実弟である。天保9年(1838年)9月24日、伏見奉行に就任した。在任中、京都で逮捕された梅田雲浜を取り調べるなど、井伊直弼による安政の大獄を支えた。その功績により安政5年(1858年)7月11日には城主格に昇進した。万延元年(1860年)2月25日に死去、享年66(Wikipedia参照)。なお、蔵板者の内藤正縄が伏見奉行として活躍中であった安政板の序文は、『六諭衍義大意』の撰作年代を「慶長之頃」と誤記されたため、正縄死去後の万延板では「享保之頃」と訂正された。また、安政板で「我 内藤公伏水を鎮し、此文を閭里に施しおこなふ」と記載した部分を「ちかきころなにがしの君、此文を閭里に施しおこなふ」と書き改め、巻末の「橈川華子書」の前に記載した「伏水」の2字を削除し、序文の越智崧の肩書きも「岩村田医臣」から「京師」に改めてある。さらに、安政板の扉にあった題字を見返しに移動し、扉裏の「主公内藤豊後守題詞」の記載を削除した。
★原装・題簽付・極美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
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商品の情報
カテゴリー: | 本・雑誌・漫画>>>本>>>その他 |
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商品の状態: | やや傷や汚れあり |
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